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ドラマより面白かった


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不信のとき〈上〉 (新潮文庫)
米倉涼子主演のドラマ版より、小説のほうがもっと面白かったです。
マチ子と道子の書き分けが対照的でとてもよく、さらには主人公・浅井義雄の小狡さ、小心さ、図々しさ、でもちょっとだけ可哀想かな、と思わせる人物造形が実に見事だと思います。よりいっそうストーリーが真に迫ってくる感じです。
読んでいて隔世の感がありました。夫の健康維持を考えて、朝昼兼用にステーキ焼いたりトンカツ食べさせる妻って、現代ではまったくありえないですね。今なら間違いなくローカロリー食なのに。和食が栄養不足だと考えられていた頃のお話です。それに、家庭以外の場所でも女に妻と同様のことをさせる男も、それを受け入れる女も古風です。
銀座の夜の世界もいろいろ勉強できるし、本当に面白い小説です。


引用元:ドラマより面白かった

女教師千紗が今日出会ったこと

恐い女の話を読みたかったら、是非お薦めします。特にサラリーマンの、家庭を持っていらっしゃる男性に。

「美味しそう」「良さそう」などの言葉には何の保証もありません。本当に美味しいか、よいか、はわかりません。でも世の中はその言葉で動いていることがよくあります。それは人にも当てはまります。ある男性が見て「優しそう」「良さそう」な女性が、その男性が思う優しさや良さを持っているとは限らない。でも、男性って、女性に対しては特に、見た目を信じて幻想を作りやすい性だと思うのです。
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