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事実の重み


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極道放浪記〈2〉相棒への鎮魂歌 (幻冬舎アウトロー文庫)
唐突ですが、浅田次郎先生は本当に凄みのある文章を書きますよね。もちろん、実際の体験にないことでもすばらしい文やプロットをおつくりの先生はたくさんいますし、浅田先生も体験したことかいているということではないのです。壬生義士伝など、そうでしょう?

ですが、この本で浅田先生は、実際の体験を出来うる限り戯画的にさらけ出しているのに、まだちっとも語り尽くしていないことが見え隠れする。もしかしたら浅田先生と同じ世界に生きている方が聞いたら失礼な表現かもしれないですが、奈落の、光が底に行き着かずに消える暗がりをガラス越しに見るような話が、一巻と合わせてみると目白押しです。ぞっとするほど陰惨な現実が想像もつかない姿をして存在することを感じます。人生の深みだとか、世間の裏表を渡り歩くだとか、そんなことばでも奇麗ごとでしかない、そんなものではない世界が実際に手に届くところにある。恐怖ではないですか。その恐怖を現実に生きてきた体験談がつづられているのです。みずから奈落にガラスなしではまり、逆にはめてきた事実を提示している。

ただの楽しい読み物として読むにも十分楽しいし(もしかしたら浅田先生の望む読み方のひとつかもしれません)、ノンフィクションの体験記として自分の現在の場所に照らし合わせるもな本だと思います。ただ、読んでいて、浅田先生の言う通り、『事実は小説より』本当に『奇』=奇妙・怪奇なのだということを、少なくとも頭の中では理解出来る気がしました。
引用元:事実の重み

巨乳ナース菜々の日記

~もともと犬派だった著者が猫派に変身していく様子を描いた作品。
人生順風満帆、あるいは、希望に満ち満ちて、明日が来るのが
楽しみでしょうがないという人は、感情移入しにくい本かもしれません。
人生の折り返し地点を過ぎ、「今までのオレの人生はなんだったんだ」と
考えたりするようになった人には、うなずけるところが多いと思います。
ちょっ~~とセンチメンタルすぎるかなと思いますが、ジーンとくる本です。~
引用元:

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