人生には夢があることを感じさせる本
イタリア政府の給費留学生として音楽修行に出かけた著者が、苦労してヴェニスの音楽院でハープの勉強をした時に出会った、父親ほど年の違う億万長者との大人の交際をした後で、結婚してシンデレラの体験をするという夢のような物語だ。異国での涙ぐましい体験の積み重ねの後だとは言え、著者の独立の気概と打算や拘りの少ない考え方が、幸福を招きよせたということになるのだろうか。それにしても遺産相続をめぐる訴訟騒ぎに巻き込まれ、その体験を通じで人間として成長していく様子は、禍福あざなえる縄だということも出来るが、最後には芸術家のパトロンとして生きる境地にたどり着き、日本人としては真似の出来る人が少ないフィラントロピストになり、幸福な人生を完結するという素晴らしい物語は、多くの大和撫子にたいして励ましのメッセージを届けることになる。ただし、外国に出かけて玉の輿を狙うというえげつない発想ではなく、自ら切磋琢磨して人品卑しからずという境地に至るまで、自らの人間を磨き上げることを忘れてはならないのだ。そうしないと、ローマのスペイン広場でイタリア人に引っ掛けられて苦い体験を味わっている、多くの日本女性の仲間入りということにもなりかねず、イタリーにはこの世の天国と地獄があるのだが、著者は地獄を裁判を通じて体験したという意味で、裁判の体験談には多くの教訓が含まれている。いずれにしても、貴重な経験が詰まった興味深い本である。
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人生には夢があることを感じさせる本吉田絢乃
写真集の内容はまずまずでしたが、おまけのDVDで尻の割れ目が見えたのには興奮しちゃいました!
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