美人人妻美歩が書く日々Top > 

画像をクリックすると。。。。。

美しい文体


写真商品名
鹿鳴館
ドナルド・キーンが最高傑作と評した三島の鹿鳴館。戯曲風小説としての確固たる地位を築いていることはもちろん、文体そのものの美しさにも惹かれます。
天長節の鹿鳴館。歴史的現実としては井上馨や伊藤博文らが欧米各国との間に締結された不平等条約の改正を有利に進めるために、欧米化が進んだ日本を見てもらうために使用した鹿鳴館。そういった歴史的な偽善と、登場人物たちの本音と偽善のコントラストがとても面白いです。本書を読む前に一寸だけ歴史的な事実関係を把握すると面白いと思います。
引用元:美しい文体

女子アナなちのこれが熱い

表題作「鹿鳴館」を初めとして、「只ほど高いものはない」「夜の向日葵」「朝の躑躅」の四編の戯曲集です。

この中ではやはり文学座のために書き下ろされ、その後三島由紀夫が文学座と袖を分かつ時、決して文学座での上演を認めなかった曰く付きの「鹿鳴館」が出色です。
鹿鳴館時代という特殊な時代を背景に、そこで蠢く人間達の嫉妬や、愛情への渇望、権力への執着、そうした人間の嫌な部分と共に、主人公朝子の純粋な愛情が絡み合う心理的な動きが、事件を引き起こしてゆきます。そして、そうしたもろもろの偽りの心情が、「鹿鳴館」と言う明治の徒花と見事にシンクロしています。ラストも「鹿鳴館」の結末を暗示するかのような終わり方になっており見事です。

残りの三編は、それぞれ違ったタイプの女性たちの現実離れした考え方、生き方を表現して、なかなか面白い作品になっています。
引用元:

関連エントリー

美人人妻美歩が書く日々Top > 



カテゴリー